税務調査と言えば任意の調査です。任意ということはこちらの意見も尊重してくれるということなので、調査の日程の調整というのも、実は一方的な決め付けはないのです。

必ず調査の前には「事前連絡」というものがあり、それによって日時を納税者が決めるようにすればいいのです。税務署の方から「何月何日に税務調査に伺いたいのですが」、と指定した日時に用事があるかどうかを伺いながら電話での連絡があるのが普通です。

会社がもし税理士が関与しているというのなら、まずは税理士の方に電話があって、会社の都合などと照らし合わせて打ち合わせをし、実際に行われる日程を決めるのです。一応会社が10億円以下の売上の場合で、2日間ほどの調査が通常だといわれています。そのつもりで、札の日常の業務に支障のないように、会社側の都合のいいと思える日を選ぶといいのです。

また、準備しておくことと言えば、金庫やデスクの引出しをしっかり整理してくことです。もし調査の際に「見せてください」と言われた場合、すんなり見せれる状態にしておきましょう。そして、調査に必要な書類(請求書や契約書など)は最初から出しておくのが賢明です。そして会社に関係のないものは、なるべくデスク中だとかの金庫の中には置いておかないようにするのがいいと思います。

また、個人の通帳を見せてくださいと言われる場合もあるのですが、その時にうろたえているとあやしいと睨まれてしまいます。なぜこういったことを確認するのかというと、個人の通帳と会社の通帳を別に管理しているかどうかを見る為です。例えば個人の通帳の方へ給料などの入金状況を確認したり、売上の一部が入金されていないかなどまで、いろいろな状況を確認する為なんですね。

また、こういったことは会社の調査なので、本来なら見せなくてもいいのですが、ほとんどの経営者の人達は見せているのが現状です。